いなり寿司を食べれば福が招ける!? 今年の初午、3月12日には、いなり寿司を食べてみては?
思った以上に奥が深い「いなり」ですが、実は「いなり」を食べる日、というのがあります。それは「初午の日」。「初午の日」とは稲荷神の誕生日を祝う日で、古くから油揚げや「いなり」などを食べ、五穀豊穣を祈願してきたと言われているそうです。
初午は2月最初の午の日をさし、各地域の稲荷神社では、旧暦・新暦のどちらかで初午祭りを開催しています。今年の旧暦の初午は3月12日。
この日に合わせ、全国の食品メーカー、惣菜専門店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店、外食店などが、「初午に稲荷を食べて福招く」という販売イベントの準備を進めているのだとか。
『いなりの本』を出版した「みすずコーポレーション」も、「初午の日」の認知拡大に向けた販売イベント実施の呼びかけや掲示用ポスターの作成・配布といった活動をおこなっています。
こういったさまざまな取り組みのおかげで、これまで家庭内で受け継がれ、現代では失われつつあると言われる「日本食文化の伝統」も、手軽に続けていくことができそうですね。
ぜひ今年の3月12日「初午の日」には、「いなり」を食べて、稲荷神の誕生日を祝い、福を招いてみるというのはいかがでしょうか。忙しい毎日だからこそ、日本の伝統的な行事に心を傾けてみれば、生活に彩りがもたらされ、豊かなものになりそうです。そして、稲荷神の福を招けば、ラッキーな毎日が期待できるかも。
・みすずコーポレーション
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