自分しかいない、来客中に電話が! 意外とできていない電話応対コミュニケーション
毎日の仕事に欠かせない電話応対。新入社員のころにマナー研修で勉強したけれど、それ以降にあらためて教わる機会はなかなかないもの。今の自分の電話応対が完璧かと言われるとちょっと自信ない…という人も多いのでは?
そこで、『電話応対技能検定』、通称“もしもし検定”を運営する公益財団法人、日本電信電話ユーザ協会、技能検定部長の吉川理恵子さん(電話応対歴30年!)に、電話応対のいろはを教えてもらった。もうすぐ入社してくる後輩たちに正しいマナーを伝えられるよう、実力チェックしてみて!
■複雑な用件、クレーム対応、年配者との通話、「電話応対」こそ高度なスキルが求められる日本電信電話ユーザ協会が運営する『電話応対技能検定』とは、数値に表しにくい電話応対能力を資格として認定するもので、全国にある試験機関で毎月受けることができる。
通称“もしもし検定”というキャッチーな名前とは裏腹に、敬語の使い方やビジネスマナー、クレーム対応、カウンセリングやアサーション(自己表現)といった心理学まで学ぶ講習を受けなければ合格が難しい本格的な資格である。
しかし、メールやSNSなど、電話以外の通信手段が増えている現代。