虚しさを感じる時の解消法は?体験談から考える解決案【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんから、欠乏感と空虚感を感じている方へ、ご自身の体験談も交え解決案を伝授していただきました。
■「生きていてつまらない?」空虚感を感じているあなたへ…人には2種類の人がいると思うのです。悩んでいる人と悩まずに生きている人。心屋塾に興味を持つ人と、心理の世界をまったく知る必要なく現実世界にイキイキと生きている人。
私は、漠然と「生きていてつまらない」と思って心理の世界を知った人間です。仕事はやろうと思えばできるけど、つまらない。やっていて楽しくない。
しんどい。
恋愛面では好きな人ができない。結婚した方がいいとは思うんだけど、相手がいない。そもそも「結婚した方がいい」とは思うけど、自分が結婚したいかどうか分からない。
「そんなにつまらないのだったら、やりたいことをやればいいじゃない」そう思って「やりたいこと」探しの旅に出ていました。
ヨガをやってみたり、料理教室に通ってみたり、日舞をやってみたり、ピアノをあらためて習ってみたり。パステルアートをやってみたり。どれもこれも「先生」になる道はあるみたいなのだけど先生になってどうなのよ? と思っていました。
それが仕事に繋がるとか、生きがいになるとか、そんなふうに思えなかったのです。そう、「生きがい」を探していたのでしょうね。
「人は何のために生きるのでしょうか?」そんな言葉が響いてしまったりする時期でした。言いようのない空虚感を感じていた時期でした。私の中に漠然とした欠乏感と生きていく虚しさみたいなものを、ずっと抱えていたような気がします。