いつものアレ、場所と相手によっては使用を控えた方がよい?
その後、関空に到着して入国審査の時に、係官の女性までもが小さな顔に大きなマスクを着けて入国者を迎えているのを見て、再びモヤモヤしてしまい…。
今回訪れたフランスをはじめ多くの国では、マスクは医療用や清掃用に限られ、公共の場所で用いると、覆面にも近いイメージで見られてかなり怪しまれる、ということを聞いたことがあります。
その一方、日本人の私たちは、花粉や新型インフルエンザへの恐怖からマスクに馴染んでしまい、それがいつしか予防の目的を超えて、「こっちの方が楽だから」と惰性的にマスクを使用するケースが増えてきているのも事実。
しかし、顔を出すという行為は「自分はこういう者です」という表明と同じなので、時と場合によっては、不自然に顔を隠すことは、相手に不快感を与えてしまう可能性があることを忘れてはいけないのかも知れません。