プレゼンが苦手な人が、実力を発揮できるようになるには? 【伝え方が9割】
もちろん、練習に入る前にプレゼンする内容のクオリティーを高めておくことも重要です。企画書を作る際、内容をみっちり詰めたがる人が多いですが、項目が多すぎるとクライアントからはどれも印象に残らず、結局、伝えたいことが伝えられない事態に陥ってしまいます。ピントをしぼって企画書を作ることに主眼を置いてみて下さい。これで、要点はまとまるはずです。
緩急をつけて話をしたいのであれば、『伝え方が9割』(ダイヤモンド社刊)の第3章「強いコトバ」を作る5つの技術のうちの1つ、「クライマックス法」を活用してみて下さい。これは、
「本日のポイントは3つあります」
「ここからが重要なのですが~」
など、事前に「大切な話がある」とカウントダウンすることで、自分の伝えたいことを集中力を持って相手に聞いてもらう方法です。
話すことを職業としているプロの方達でさえ練習に時間を費やすので、相談者さんもぜひ、実行してみて下さい。
次回は、「つい話が長くなってしまう」という女性からの相談に回答していただきます。
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