ジメジメした6月は気分転換!「雨を好きになる」映画3選【洋画編】
■『雨に唄えば』次に、“雨”というタイトルで浮かぶこちらの作品をご紹介。これこそまさに、レインコートを着て傘を手に、雨の中走り回りたくなる心地にさせてくれる映画と言えるでしょう。1952年製作という古さではありますが、ミュージカルが苦手という方でもぜひ一度は見ていただきたい名作の一つです。
黄色のレインコートを片手に楽しそうに歌い踊る様子は、見ているだけでワクワクするほか、とにかく音楽がイイ! ジーン・ケリーが歌う『雨に唄えば』は、きっと皆さん、どこかで聞き覚えがあるのでは…?
また、舞台が当時の映画製作現場ということで、見ていて夢膨らむ設定であることも魅力と言えますよね。トップスターの恋、そして確執!? な~んてハラハラな話題が満載なので、少しの時間現実を離れて映画の世界に浸ることができるはず。
■『きみに読む物語』そして最後がこちら。雨のシーンで洋画と言えば、ワクワクといった感覚とは程遠いですが…切なさ溢れる雨のシーンに胸打たれるこちらの作品も忘れてはいけません。2004年製作と割と新しめの映画ですが、歴史あるタッチで描かれているのが特徴的。
純愛好きにはたまらない! 涙なしには見られない、珠玉のラブストーリー『きみに読む物語』でしょう。
物語は、過去を想い出せなくなってしまった初老の女性と、彼女に毎日ラブストーリーを読み聞かせる男性との会話をベースに展開。実は彼が読み聞かせているのは、彼女が昔書いた二人の過去だった…という回想シーンの中に、代表カット画像として有名な雨のワンシーンが登場します。
引き裂かれた運命、三角関係などを経て再会を果たす二人が唇を重ねた時、降り注ぐ雨はまるで二人の今後への伏線を張るかのようで…まさに圧巻です。
いかがでしたか? ただただ憂鬱なだけじゃありません。“雨の日”には様々物語があることを胸に止めていただければ幸いです。