金運が悪くなった時は“視点”を変える【お金の引き寄せ特集4】
お金持ちが続けている4つの習慣を読むだけでも、気分は上向く。でも、どんな人にだって、「最近、ツイてないな~」と感じることはあるもの。今回は、そんな時の打開策をワタナベ薫さんに伺った。
■ものを減らせばお金は入ってくる「お金の流れが悪くなることは、誰にでも時々起こります。そんな時は、とにかく掃除をして下さい!」片づけをすることで、「キレイな部屋」を手に入れることができるだけではなく、「管理能力」も身につく。この「管理能力」は、お金にとても関係があるのだ。「管理能力が身につけば、より目標達成のスピードはあがります」。
最優先で掃除すべきところは、自分が長くいる場所。
“気”を受けるのは、“長くいる場所”だからだ。ワタナベさんが実践している方法は、「パーツに分けて考える」掃除。たとえば、リビングだったら、テーブルの上、床、ソファーの上などを、ひとつ、ひとつを「パーツ」として考える。その中で「ここを片付けたら一番スッキリみえる」というパーツをひとつだけ、5~10分程度片づけてみる。
「それを数回繰り返すだけで、あなたが一番長く身を置く場所が気持ちのいい場所になっていくことでしょう。“部屋はその人の心や頭の中を表している”と言いますが、本当にそのとおりなんですよ」
■お金は自分のエネルギー分しか入ってこない「ちょっとキツい話になるかもしれませんが、とても大切なことなのでお伝えしますね。お金というのは、自分のエネルギー分しか入ってこないものなんです。つまり、年収が200万円の人は、200万円分の価値を世の中に提供できているということになります」。
では、年収をあげるためには、どうすればよいのだろうか? 「今、目の前にある仕事を本気でやってみてください。求められている以上の価値をあなたが提供できた時に、お金のステージは変わっていきます」。そうはいっても、固定給の会社員の場合、そういう考えは現実的に難しいのでは?
「私のセミナーを受けた会社員の方は、今までは“2時間残業して7時あがり”というペースで仕事をされていました。でも、仕事を本気でやるようになったら、同じ量が午後3時には終わるようになったそうなんです。そして“私、手伝おうか”という声掛けをしていたら、周囲の空気が変わってきて。そういう人は、会社だって放っておきませんよね」。会社員だからといって、そこに安住しない心持ちが大切なのだろう。