女性ボートレース選手の姿勢に励まされるかも? ひたむきに水上を走るボートレースの魅力とは
最近、ボートレースは若い女性から人気を集めてきているそうですが、まだまだ縁の遠いものを感じている人も多そう。けれども、ボートレーサー1,583名のうち12%にあたる190人が女性レーサー(2014年2月時点)と聞くと、少し身近なものに感じられませんか。
左/鎌倉涼選手・右/小野生奈選手
体力や筋力では男女差があるものの、それをテクニックや経験で補い、勝利をあげる女性レーサーも数多くいるうえ、結婚したり子どもを産んだりしても、レーサーを続けている人もいるそう。一般社会と同じように、たくさんの女性が頑張っている世界なのですね。
そんなボートレース選手の中でも、注目を集めている鎌倉涼選手と小野生奈選手にインタビューしてきました。
ふたりとも、「水上の格闘技」と言われる過酷な世界で生きているとは思えないほど、かわいらしい印象。そんなふたりがボートレースの選手になったきっかけは、それぞれのお父さん。父親に勧められてから、実際にレースを見て決心したという点も共通していました。
レーサーとして活躍するふたりを今支えているモチベーションも共通していて、鎌倉選手は「自分が頑張れば結果が出せる」こと、小野選手は「努力したら形として返ってくる」ことという答え。
それに加え、鎌倉選手は「ファンから”元気をもらってます”と言われるともっと頑張らないといけないって思うし、一番うれしいです」と、たくさんの人の応援を受けて全力を出す気持ちを語ってくれました。