2014年8月1日 11:00|ウーマンエキサイト
日常をプチ・ヴァカンスへ!旅気分に浸れる夏のBGM
夏の到来、夏真っ盛り、夏の終幕を感じるとともに、聴きたくなる音楽というものが存在すると思います。私の場合、夏に聴く頻度が一番多いBGMは、たぶん波の音。都会暮らしですが、海辺に来ているつもりになるのが好きで、その合間に様々な音楽を挟みます。
避暑で林間学校にでも参加している気分で、林の中を歩きまわり、蝉の声に包まれながら冷たいソーダ水にレモンを絞り入れて飲み、読書しながら聴くのも好きです。たとえ、実際にはどこにも旅行しないとしても、それは私にとって、心安らぐプチ・ヴァカンスなのです。そんなひとときにぴったりの音源を、3枚プラスα、ご紹介いたします。
ジョアン・ジルベルト
「Man Who Invented Bossa Nova-Complete 1958-61 」
ボサ・ノヴァは夏にはハズせません。もちろん、1年を通して聴いていますが、夏こそ、ボサ・ノヴァのリズムが全身に染み透ってくるような気がします。海、砂浜、波しぶきにかぶるギターの優しい音色、耳元で囁いているようなさりげない歌声…。涼しげなイメージで、まさに夏らしい風景が次々と浮かんでは消えていきます。
ボサ・ノヴァの生みの親の一人であるジョアン・ジルベルトのは、たくさん持っていますけれど、ここ2年ぐらいはこればかり聴いています。何より心地いい、彼の作品が網羅された珠玉のコンピレーション。これなくして夏は始まらない…そんな1枚です。