年下からの相談に誠意をもって答える方法【伝え方が9割】

■悩みを解決した人の具体的な名前を出す過去の自分でも、友人の体験談でもかまいません。具体的な名前を挙げてリアリティーを出すことで、生徒は「本当に自分のような経験をした人がいるんだ」と実感でき、解決できそうな前向きな気持ちになります。

■アドバイスを求めていない場合の対応策まれに、アドバイスを求めてはいないけれど相談してくる場合もあります。そういったときに重要視すべきは、共感すること。

「1人で考えてると不安になるよね。私もそういう時期があったけど、考えれば考えるほどわからなくなるんだよね。でも、少し見方を変えるとたいしたことないって思えるようになれるかもしれないね」

フワッとした答え方ではありますが、このようにしっかりと共感してあげるだけでも、不安は取り除かれます。あえて解決策まで伝えない、という伝え方もあるということです。


次回は、偏見を取り除く伝え方に悩む女性にご回答いただきます。

・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集!
・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方

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