自分にばかり仕事をふる上司への対処法【伝え方が9割】

■本音をポジティブな方向に言い換えて伝える「お願いされたことは1つ1つしっかりとやり切りたいので、今の仕事量では少し難しいです。こういう仕事が得意なAさんに任せていただいてもいいですか?」

言っている内容は、「今抱えている仕事でいっぱいいっぱいなので無理です」と同じですが、「しっかりといいものを作りたい」と、ポジティブに言い換えることで、上司もOKを出しやすくなる伝え方です。

しかも、「こういう仕事が得意なAさん」とひと言添えることで、上司がAさんに仕事を依頼しやすくもなります。「こういう仕事が得意だから」と、上司が“言い訳”を入れながらもAさんに仕事を振ることができるという、やや上級者向けの伝え方なのです。

■上司に判断を委ねながら伝える「この仕事をいただいてしまうと、もう1つの案件のスピードが落ちてしまいます。責任を持ってやり遂げたいので、プライオリティをつけていただけませんか?」

仕事が遅れることは、上司にとっても避けたいことですから、判断せざるを得なくなります。しかも、自分からはAさんに仕事を振ってほしいというニュアンスは込めていません。後で上司から「あの案件はどうなっているんだ」とも聞かれずにすむ伝え方です。


次回は、年下からの相談に誠意を伝えながら答える方法について解決していただきます。

・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集!
・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方

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