2014年9月18日 18:00|ウーマンエキサイト

YUKIの“今”に出会えるニューアルバム『FLY』

オリジナル・アルバムとしては、前作『megaphonic』以来、約3年ぶりとなる7thアルバム『FLY』。

YUKIの“今”に出会えるニューアルバム『FLY』
リード・シングル「誰でもロンリー」「わたしの願い事」など、この3年間にリリースしたシングル曲4曲を含む16曲が収録された今作は、新しいYUKIに出会いたい、もっと新しいことをしたいという思いから、自分の声の可能性を探り、どんな楽曲ならば今のYUKIを最大限に活かす事ができるのかを、常に追求し続けたレコーディングから生まれた。

トータル・タイムが1時間を越える『FLY』は、“今のYUKI”を思いっきり感じることができる最高にかっこ良くて、最高に踊れるアルバムだ。

――アルバム『FLY』よりもひと足早く、みなさんの元に届けられたリード・シングル曲「誰でもロンリー」は、まさに、踊れるアルバム『FLY』の世界を、シングルにギュッと詰め込んだ楽曲になりましたね。まさにリード・シングルにぴったりな楽曲だと思いました。

YUKI:実は、『FLY』の頭の3曲(「誰でもロンリー」「Jodi Wideman」「はみだせ ラインダンスから」)のデモが私の元に届いたのは、約半年間のレコーディングがそろそろ終わりを迎える頃だったんです。

――それは意外でした。私は「誰でもロンリー」が新しいアルバムの最初の核になってくれたので、リード・シングルになったと思っていたし、この曲が他の楽曲を引き寄せてくれたから、アルバムの1曲目にこの曲を置いたのか、と。


YUKI:この3曲が手元に来るまでに、半年間で30曲くらいプリプロをしていたので、それこそアルバムが3枚作れてしまうほどの曲数は揃っていましたし、その中からどの曲をピックアップしても、きっといいアルバムになっていたと思います。でも、この3曲がなかったら、このアルバムは『FLY』というタイトルになっていなかったし、収録曲が全く異なるアルバムになっていたと思います。

――最後の最後に、『FLY』というアルバムになったというか。

YUKI:はい。デモを聴いた瞬間、自分がステージに立って歌っている姿が見えて、「そうか! 私はここに来たかったんだ!」と、パーッと視界が開けました。そこでようやく、それまでレコーディングしていた曲たちが、ひとつの場所に集まる感じが見えたというか。新しいアルバムが辿り着く場所がはっきり見えたし、この3曲がこれまでレコーディングしていた他の曲たちをも浮上させてくれました。

これまでのアルバム制作は、最初に構想が決まると、そこに向かって一直線にどんどん進んでいく制作が多かったんですけど、今回は何度も寄り道をしながら、最後の最後にようやく自分が思い描いていた場所に辿り着くことができて、扉を開くことができました。



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