女性が働いてみたくなる職場のアイディア、リクナビNEXTが募集中!
企業が職場を盛り上げるために行っている事例を、株式会社リクルートキャリアが運営する転職情報サイト『
リクナビNEXT』では募集しています。
リクナビNEXTの新企画『
グッド・アクション2014~職場を盛り上げる取り組みを発掘~』が9月29日よりスタート。この企画は、自社で自由に取り組んでいる研修や社内イベントなどの取り組みを“グッド・アクション”として募り紹介することで、ビジネスパーソンに自分らしい「働き方」や「やりがい」を見つけてもらうきっかけを願ったもの。応募は10月27日までで、賞の発表は2月上旬ごろを予定しています。
募集部門は女性の働きやすさややりがい、勤務持続性、ワークライフバランス等に貢献した事例を選出する「女性活躍促進」、地域の活性化、若者の地元での就職・定着に貢献した事例を選出する「地域貢献」、業務以外で社員同士が交流しコミュニケーションが活発になる事例を対象とした「社内コミュニケーション」、転職者がその企業でパフォーマンスを発揮しやすくする取り組み「中途入社後の活躍促進」、そして4部門以外でも社内の取り組みにより人材育成、社内コミュニケーションの活性化など変化をもたらした事例を対象とした「その他」の5部門。
安倍政権における、女性官僚の積極的な採用でもみられるように、特に「女性活躍促進」は今や日本の雇用において大きなテーマとなっています。企業の現場でも、女性が活躍するためにどのような取り組みをしたらいいのかと議論しているのではないでしょうか。今回は、既に女性が活躍するためにさまざまな取り組みを行っている企業の事例を紹介します。
履くだけで数日後には足の角質がボロボロと剥がれるフットケアアイテム「Baby Foot(ベビーフット)」などを販売している株式会社リベルタ。こちらの商品は、フランスで権威あるコスメアワード『Victoires de la Beaute(ビクトワール・ドゥ・ラ・ボーテ)』を受賞するなど、国内のみならず海外でも販売され、そして評価を得ています。そんな株式会社リベルタのマーケティング本部部長の青島舞友さんに、独自のユニークな制度や女性が働きやすい環境になった経緯などについて話していただきました。
――貴社の社風や、ユニークな制度や活動について教えてください。
青島舞友さん(以下:青島)ただ商品を使ってもらうだけでなく、女性ならではの健康や美容に喜びを感じてもらうために、社会貢献活動をしたいという思いがありました。そこで「ピンクリボン運動」を立ち上げました。これは、乳がんのことをもっと多くの女性に知ってもらいたいという思いから、ピンクリボン限定のオリジナルパッケージを開発。女性社員に対しては、乳がんについての講習会を開き、本人の希望に応じた乳がん検診ができる制度を作りました。そのほか新卒など若手社員にお昼にあたたかいご飯を無料で提供する「こめこめくらぶ」や、社内のイベントとしては、餅つきや屋形船などもあります。
――なぜ女性が働きやすい環境になったのか、その経緯を教えてください。
青島:もともと社員の男女比率は8:2と男性のほうが多い会社で、各部署に1~2人しか女性がいなかったんです。そこで私が「リベ女の会」という、女性社員だけの会を発足しました。女性社員同士が、相談し協力し合えたら、すごい力を発揮するのではないかと感じたからです。女性の発言力や行動力は、男性とは違う勢いがあり、その光景をみていた上層部が、自然と“女性を採用したい”という流れになっていったような気がします。現在の男女比率は6:4となりました。