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家でゴロ寝が疲労の元!? 脳科学者が教える「リラックス脳」の作り方

ウーマンタイプ
忙しく働いている女性の中には、「職場を離れてもなかなか気持ちが休まらない…」という人が少なくない。また、休日に体を休めても、何となく疲労感が取れずに悩んでいるという人も多いのではないだろうか? そこで、医学博士・米山公啓さんに、脳科学の観点から、心身の健康を維持していくために必要な、疲労解消のコツを教えていただいた。


家でゴロ寝が疲労の元!? 脳科学者が教える「リラックス脳」の作り方

■脳を休めないのは危険、「うつ」や重大な病気の引き金に!

「心身の健康を維持していくためには、体を休めるだけではなく、脳からしっかりリラックスさせ、疲労を回復させることが大切です。脳がリラックスしている状態とは、副交感神経が優位に働いている状態のこと。逆に、交感神経が優位の状態では、脳も活発に働いている状態。この、『リラックス脳』と『働き脳』を上手に切り替えられるようになれば、心身をしっかりと休められるようになるはずです」と米山先生。



また、脳をリラックスさせない状態が続くと、精神の安定を促す神経伝達物質であるセロトニンが減少し、「うつ」症状に陥りやすくなってしまう。さらに、血圧の上昇などの身体症状が出ることもあり、重大な病気の引き金になってしまう可能性もあるそうだ。




「いつも代わり映えしない、“変化のないライフスタイル”を送っている人は、脳がリラックスしづらくなっているので要注意。例えば、何か緊張することが終わったときに『ほっ』として頭がぼんやりするような感覚を味わったことがある人は多いと思いますが、それは脳がリラックスしている状態だからです。このように、脳をリラックスさせるためには、あえて緊張状態を通過することが必要になるのです」




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