2014年11月5日 07:00|ウーマンエキサイト

お金の流れを呼び込む鍵とは?(子どもに教えたい「お金の知恵」特集2)


■より多くの人を喜ばせた人のところにお金は集まる「世界のお金持ちたちは、お金とは、他者に与えた“喜び”や“感謝”に応じて返ってくるものだと考えているのです。つまり、より多くの人を喜ばせた人のところに、より多くのお金が集まるようにできていると考えています」

この法則を、実際の社会に落とし込んで考えてみよう。たとえば、素晴らしいプレーで何万人もの人々を魅了するスポーツ選手は、高額の年棒を受け取る。また、センスのよさと技術の高さで、たくさんのお客さんを喜ばせている美容師さんは、普通の美容師さんよりも受け取る報酬が多いだろう。

こんなふうに考えてみると、「たくさんの喜びや感動が集まるところに、お金は集まる」ということが、イメージとして掴めてくる。

■お金の流れを呼び込む鍵とは?こう書くと、「自分には特別な才能はないので、お金には恵まれないのかな?」と感じる人もいるかもしれない。けれども、世の中には、さまざまな種類の仕事がある。そして、その仕事の本質を見ていくと、必ず何らかの「価値」を世の中に提供して、人を喜ばせていることがわかる。
だからこそ、お金をもらうことができるのだ。

「仕事の種類によって、どのような価値を提供し、どのように人を喜ばせるのかが異なります。だから、自分にぴったりの方法を選ぶことが、自分も楽しみながらお金の流れを呼び込む鍵となるのです。そのためには、親がしっかりその子が持っている資質を見て、褒めてあげましょう。その資質が、“お金と幸せ”をもっとも呼び込める分野になる可能性が高いです」と、本田さんは言う。

■親が子どもの資質を見極めるには?では、子どもの資質を見極めるには?「自分の子どもが何をしている時に生き生きとしているかを、見極めてあげることが大切です。工作をしている時に輝く子、ひとりで本を読んだり自分と向き合ったりしている時に輝く子、体を動かすことで輝く子もいます。どんな時に子どもが輝いているか、親ならわかるはずです」

そうは言っても、親としては「いい大学に入って欲しい」「安定した企業に就職して欲しい」といった欲目があって、子どもの資質を真っ直ぐな気持ちで見るのは、なかなか難しい。


「子育ては、20年後に世界がどうなっているのかを考えておかないといけません。たとえば、40年前は鉄鋼や造船が一番良かった。でも、40年前に鉄鋼や造船に超花形だった会社に就職した人は、定年の時にはつらい目にあっています。そう考えると今の感覚で、子どもが大きくなった時を考えてはいけないのがわかるのでは? 20年後の世界は、これまでの知識を複合して新しいものを生み出す能力が、これまで以上に必要となるでしょう。そして、言われたことだけしかできない人のお給料はどんどん下がっていきます」。

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