女性の体にやさしい! 女医に聞いた「風邪のひきはじめに効く漢方」とは?
加えて堀場先生は先月出産したばかりで、現在は授乳中。授乳中のママが漢方を飲んでもほとんど問題はないそうです。しかも赤ちゃんの夜泣きを抑えるための漢方もあるんだとか! 抑肝散というお薬で、赤ちゃんが寝てくれればママの睡眠の助けにもなりますね。
その他にも「漢方には148種類(軟膏を含む)あり、『当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)』では乾燥肌や冷え性、月経痛に効果がありますよ」と堀場先生。乾燥肌が治ったり月経痛が改善したりするなんて、女性にとっては嬉しいですよね。ただ最低でも3~4ヶ月毎日飲み続けるのがポイントだそうです。
「短期に結果を求めずに、気長に飲み続けることが大事ですよ。そして自分に合う漢方薬を自宅にストックして、体調に合わせながら選んで飲んでもらえるといいと思います」とコメントしました。
漢方は、ドラッグストアや漢方薬局でも購入することができます。ただ市販のものを選ぶ際は、専門知識を持つ薬剤師と相談しながら決めるのが良いそうです。また時間があるときに、病院の漢方外来を受けておくといいかもしれません。
今回お話を伺って、風邪をひいてからその都度、医療機関にお世話になるのではなく、「葛根湯」などの漢方を早めに飲んで予防するのがいいことがわかりました。漢方は授乳中にも飲め、美容にも効果があるなど“女性の味方”だったのですね。さらに、眠くなる成分が入っていないとも言われているため、忙しい女性でも気軽に利用できる点も嬉しいポイント。あなたもぜひ、漢方生活を始めてみてはいかがでしょうか。
・クラシエ薬品
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