2015年1月24日 07:00|ウーマンエキサイト

今年こそスッキリ整理! 共働き家計のお金の管理(その2)

前回は共働きの夫婦ほど家計管理が難しい理由と、それによるデメリットについてお話ししました。とはいえ、共働きに多い

・お互いの収入や貯蓄額を知らない
・毎月の生活費が合計いくらか把握していない
・それぞれが生活費の中で何の支払いを担当しているかも分かっていない

という状況を一気にクリアにする作業は、なかなか大変なことです。
今年こそスッキリ整理! 共働き家計のお金の管理(その2)

© nanami - Fotolia.com


仕事と子育ての両立に忙しい夫婦それぞれが、日々の収支を記録し、双方がその情報を共有する時間は取りづらいでしょうし、夫婦とはいえ、お金のことをすべてさらけ出すことに抵抗感を持つ方もいるかもしれません。

そこで今回は、共働き夫婦の個人的な収支をどこまで開示するかは追い追い決めていくとして、まずは家計のコア部分の管理をなるべく自動化できる仕組みづくりを提案します。

■共働きでも続けられる家計管理の方法とは? 1.【貯蓄編】生活用の「貯蓄」専用口座を作る
お金の話をする時間がなく、「今後どんなライフイベントにいくら必要」ということが話し合えていないと、貯蓄に対してのモチベーションも低くなりがちです。また、お互いに「貯金は相手がきっとしているはず」と思い込み、当てにしている場合もなかなか貯蓄ができません。

そこでまずは、夫婦の貯蓄目標額と、それぞれが捻出する割合を決めます。貯蓄目標額の設定は、夫婦それぞれが毎月貯蓄可能な額からで構いません。


そして次に、夫婦それぞれ貯蓄専用の口座を作り、そこに毎月貯蓄をしていきます。いちいち手動で貯蓄口座に移すのは面倒なので、給与や報酬が振り込まれる銀行口座から自動で定期預金などの金融商品の積立ができるサービスをうまく活用しましょう。その口座の合計額が「これから起こる家族のライフイベントのための備え」になります。

共同名義口座は作れないことと、何かあったときにそれぞれが預金を下ろせるよう、夫婦それぞれ口座の開設が必要になりますが、必要なのはそれだけ。お互いに定期的に開示し、個人的な楽しみ(自分の趣味や夢)用の貯蓄・運用口座とは別にしておきましょう。

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