2015年1月27日 12:00|ウーマンエキサイト

アラフォー女子必読!「人生の分岐点」に読むべき3冊


“オンナらしさ”の呪縛から解放されて、“女”として生きる術『四十路越え!』(角川書店)
湯山玲子


常にエッジーで、文化系女子の最先端を闊歩する湯山玲子さん。冒頭から「『恋愛できなきゃ、女は終わり』は本当か」「モテる女は『オモロイ女』」「四十路とセックス」「『人並みから逸脱せよ!』」「『褒められたい』動機は身の破滅」などと刺激的な見出しが気になります。そして本当におもしろい! 背中を押し倒してくれる一冊です。本書は『四十路越え!戦術篇』(ワニブックス)へと続きますが、既に両書とも文庫化に。

アラフォー女子必読!「人生の分岐点」に読むべき3冊

湯山さんの『快楽上等!』(上野千鶴子さんとの共著 /幻冬舎)も、感動した箇所にポストイットを貼り過ぎて本が閉じれないほどでしたし、最新刊の『文化系女子という生き方』(大和書房)も快哉を叫びたくなりました。お心当たりの方は、ぜひページを繰ってみてはいかがでしょうか。

“ナチュラルな自分”を愛して生きていく『小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから』(主婦と生活社)
カヒミ・カリィ


ミュージシャンのカヒミ・カリィさんをご存じですか? どこかフワ~ッとした印象があって美しく、でもクリエイティブで個性的。
彼女が、2009年1月に出会ったタップダンサー熊谷和徳さんと結婚し、その年の11月末に41歳で出産したと知った時は驚きました。その運命的な出会いやその後の生活、音楽、美しさなどについて描かれているのが本書です。

アラフォー女子必読!「人生の分岐点」に読むべき3冊

カヒミさんの自然を愛するナチュラルな生き方に、憧れを持つ人も多いのではないでしょうか? 主義というより本能的な身体感覚から発しているライフスタイルに惹かれます。

現在は、ご主人の仕事の関係でニューヨークにお住まいですが、ブログなどで垣間見られる、愛娘とダンナ様とダウン・トゥー・アースなニューヨークライフを楽しんでいる様子が素敵! 何気ないようでいて、こういう生き方ができるのは強い意志の賜物だと思うのです。自分らしい生き方を模索しているなら、ぜひ出合ってみてほしい本です。

人生の折り返し地点にも満たないアラフォーではありますが、自分らしく生きようと決めたり深く内省したりしていないと、人生なんてアッと言う間。示唆的で楽しい本との出合いは、人生をますます濃く味わい深いものにしてくれることでしょう。

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