女性の食材へのこだわりは、国内の酪農家に対する期待の大きさとも比例しているようです。実際に「日本の酪農家に対してどのように思っていますか?」という質問に対して、次のような回答結果が出ました。
あなたは、日本の酪農や酪農家に対して、どのように思っていますか。(単数回答)【n=500】
回答者のほとんどが「応援したい」と思っていることからも、牛乳などの値上がりについても肯定的に考えているのではないでしょうか。
■頑張る日本の酪農家たち厳しい状況になっている酪農家ですが、どんな取り組みを行っているのか知っていますか? 意外と知られていない酪農家の方たちの頑張りを一部紹介しましょう。
酪農経営を行う上で大事なのは、よい牛を育てるだけではないようです。地域との繋がりを大切にして、地域の人たちにも協力や理解を得られるようにする働きを行っています。
例えば、小学校などに行って出張授業を行い、子どもたちに酪農の仕事を伝え、食育の推進にも協力しています。時には牧場に子どもたちを招いて牛との触れ合いの時間をつくることもあります。こうした人々との触れ合いや情報発信も、酪農家にとって大事な役割となっているのです。
酪農と聞くと、「力仕事で大変そう」「男性が活躍する仕事」というイメージがあると思いますが、酪農に携わる女性も少なくありません。「生乳を取り出す仕事にやりがいを感じる」と、酪農の魅力に惹き込まれる女性も多く活躍しています。
わたしたちが毎日美味しい牛乳をいただけるのも、酪農家の方たちの日頃の努力やこだわりがあってこそ。安全で安心できる国産の牛乳がこれから先もずっと提供されるためにも、牛乳の産地や酪農家の努力に目を向けていきたいものです。
・中央酪農会議
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