PHVって? 消費税の増税が先送りされた今、選ぶべきクルマとは
普段のお買い物では衝動買いもいいですが、クルマといった高価なものになると、しっかり比較検討したうえで買いたいものです。特に今は、次世代エコカーなど選択肢もさまざま。
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これからの家庭のクルマ選びについて、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんは、家族構成、地域の特性、平日・休日での利用など、属性やシーンでも適したクルマが全然変わるという点を指摘しています。
■長期的な視点を持とう消費税増税が先送りになったことで、いまはクルマの買い替えを検討できる時間と言えます。また、高齢化社会が進んで、長くクルマを所有する人が増加傾向にあり、クルマの購入も住宅の購入などと同じようにライフプランのひとつとして考えることが重要です。
当然維持費も長期にわたってかかるようになり、家計にもトータルで大きな影響を与えていくことから、購入時の価格だけでなく、その後にかかる燃料代などのランニングコストも確認することが大切なのです。
■減税や補助金が充実している次世代エコカー次世代エコカーには、エコカー減税やグリーン化特例といったさまざまな減税やCEV補助金などの補助金の制度があります。そこで車両価格だけでなく、トータルでどれだけコストがかかるのが確認することがポイントです。また自治体によって地方税の扱いや補助金が異なるため、住んでいる地域の制度をチェックすることも重要です。
これらの制度は、ハイブリッドカーなどのエコカーにも適用されますが、来年度からはエコカー減税の適用基準が厳しくなることが発表され、購入タイミングとクルマの種類にも注意が必要です。