献血の輪をSNSで拡散。「Endless Donors Touch」の動画を公開中
また、参加者以外の人にもこのイベントを知ってもらえるように、撮影された写真はその場でポストカードにして献血協力者に渡されます。2月14日に梅田ロフトで開催された第1回のイベントの模様は、YouTubeでも公開されています。
こういった試みがおこなわれるのは、献血協力者が年々減少傾向にあるから。特に若者の献血離れは深刻だそうです。献血は16歳からできますが、身近なことと感じている人は少ないかもしれません。
献血が減ってしまうと、事故などの緊急時に困ると思われるかもしれませんが、実は献血された血液のほとんどは病気の治療で常に輸血が必要な人のために使われています。献血された血液の80%以上の血液が、癌や白血病、再生不良性貧血などの治療で定期的に輸血を必要とする患者さんのために使われているのです。
定期的な輸血のためには多くの血液が必要です。ただし、輸血の血液には保存期間に限りがあり、一度採決した血液はいつまでも使うことができるわけではありません。つまり、定期的な輸血協力が必要なのです。
血液は人工的に作ることはできません。「Endless Doners Touch」は、今後も近畿圏内で活動を拡大する予定だそう。輸血を必要としている人たちのために、献血協力者の輪につながってみましょう。
・日本赤十字社
公式サイト