2015年4月17日 04:15|ウーマンエキサイト
都内に住む4人にひとりが相続税を払う時代(ママが知りたい実家の相続税特集6)
■都内に住む4人に1人が相続税を払うことに問題は、そうではない層だ。制度がかわって、都内に住む4人に1人が税金を支払うことになると言われている。これを100人で換算すると、その4分の1だから、25人。
このうち、相続に対しての心構えがあるのは、先ほど言ったような、相続税の改正前から相続税を支払う対象だったであろう5人ほどで、残りの20人は、「知らないうちに相続税を払うことになっていた」という感じなのではないだろうか?
■とりわけ都内一軒家が危ない「知らないうちに相続税を払うことになっていた」層の筆頭が、都内に実家がある人たち。お金を持っているのなら、まだ「お金持ち」の自覚はあるかもしれない。けれども、生まれ育った実家は、ある意味、空気のような存在。そこが相続税を計算する時に、想定外の高評価をされることなど、思いつきもしないだろう。
■普通に流れている情報だけを頼りにしない常日頃、ライターという、情報を発信する側の仕事をしていると、よく思う。
世の中に普通に流れている情報だけでは、自分にとって本当に必要な情報をキャッチできない可能性もある、と。
本特集が、今回の税改正によって、「本当は相続税がかかるのに、まだ気がついていない人」が、相続税についての心構えを見直すきっかけになると嬉しい。
【連載:ママが知りたい実家の相続税 特集】
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第1回 相続税、大丈夫? 本当は税金がかかるのに、それを知らない人たち
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第2回 すぐわかる! 相続税対策の4ステップ
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第3回 知っている人だけトクをする、相続税節税の基本
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第4回 早わかり! 相続財産の評価額を小さくする「小規模宅地の特例」の概要
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第5回 小規模宅地の特例を受けるための要件2つ
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