妊娠がわかったワーキングマザー、職場でチェックしておきたいこと(2)【勤務制度編】
前回は、妊娠がわかった時、職場の環境面でチェックしておきたいポイントをまとめました。今回は、産休や育休、育休中の給与など、職場の制度や就業規則に関するチェックポイントを紹介します。
労働基準法で決まっているものの、職場によって、方針や子育てに対する制度はさまざま。自分の働いている職場が、どれだけ妊娠や出産に対する理解を示してくれているかについて、事前にしっかりと調べて、ぎりぎりになってから焦らないようにしておきましょう。
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■産休・育休はいつからいつまで取れるか産前産後休暇(産休)は、労働基準法第65条に、育児休業(育休)は育児・介護休業法に、それぞれ定められています。
産休については、産前は出産予定日の6週間前から、産後は出産翌日から8週間の期間休むことができるという法律になっています。育休については、赤ちゃんが1歳になるまでの期間まで休むことができますが、職場によっては待機児童の問題があり、保育園に入れない場合、もう少し休業を延長してくれるところもあります。
職場によって、妊娠~出産後の就業制度は大きく異なります。
まずは会社の産休・育休事情を把握するところから始めましょう。