大人も夢中!誕生60年「ミッフィー」の魅力
現在でも福音館書店から発売されている、ブルーナさんの絵本。
ミッフィーは、オランダの絵本作家ディック・ブルーナさんが、1955年に海辺でふと描いたうさぎがきっかけとなり誕生。ミッフィーシリーズ最初の絵本が、『ちいさなうさこちゃん』として日本で翻訳されてから50年が経ちました。これまでに刊行されたブルーナさんの絵本は120タイトル以上(うちミッフィーは30タイトル以上)、50カ国以上で翻訳され、世界中で愛され続けています。
現在は制作から引退している、作者のブルーナさん。Photo:F.Andre de la Porte
絵本『ちいさなうさこちゃん』(第1版、1955年)。1作目のミッフィーは耳が広がっていて、現在の形になったのは1963年以降。
ミッフィーの絵本は、赤、黄、青、緑、茶、グレーの6色に、輪郭線に使われる黒という決まった色でデザインされているのが特徴。作者の名前にちなんで、「ブルーナ・カラー」と呼ばれています。シンプルな線と色使いにこだわるブルーナさんは、絵本作家になる前は父親の経営する出版社で、専属のグラフィックデザイナーとして活躍。手がけたペーパーバックの装丁は2000冊以上、そのデザイン性の高さからコレクターがいるほど人気です。
ミッフィーが子どもだけでなく大人にも人気が高いのは、デザインとしても秀悦なところにあるのかもしれません。
『ちいさなうさこちゃん』(第2版、1963年)の原画。
ブルーナさんが手がけたペーパーバックの一部。一目でブルーナさんのデザインだとわかるかわいらしさ。
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