あわただしい日々の中、様々な環境変化や、時には耳を塞ぎたくなる雑音から離れて、自分自身に戻りたくなることはありませんか?新しい環境に順応し、周囲と調和できるように、まず自分のスタンスをしっかり確立したいですね。ホッとリラックスでき、すっきりリフレッシュすることのできるCDを3枚ご紹介します。
ラドカ・トネフ「フェアリーテイルズ」で心のざわめきを癒すくたくたになってやっと帰宅。それでも体の疲れや心のざわめきから逃れられない時は、このCDがおすすめです。自らに語りかけるかのように内省的でピュアな歌声に、何度でも癒されるでしょう。
ラドカ・トネフ「フェアリーテイルズ」
ラドカ・トネフは、オスロ生まれのシンガーソングライター。1982年、このアルバムを作った後、わずか30歳で自殺してしまいます。彼女の心に何があったのかはわかりません。でも、この美しい音楽に身を浸すと、自分の心のわだかまりが柔らかくほぐされていくのがきっとわかるはず。ストックホルム在住のジャズ・ピアニスト、スティーヴ・ドブロゴスのピアノが対話するように絡み、心の奥底の声に耳を傾けさせてくれるのです。