どんなに食事制限をしてもまったく痩せないのは「隠れ貧血」のせいかも
実は、ダイエットが原因で貧血になってしまう女性は意外と多いのです。極端な食事制限をしたり、短期間で一気に体重を落としたりすると、体に負担がかかり貧血につながってしまいます。「極端なダイエットはしていない」と思っていても、カロリーを抑えた食生活を心がけるあまり、栄養が偏ってしまうこともよくあります。野菜中心の食事をしていて肉をほとんど食べない、タンパク質は白身魚や植物性のものだけ、脂肪の吸収を抑えるサプリを頻繁に飲んでいる、という場合は要注意。痩せるための食事が、逆に貧血状態を加速させ、むくみやすく痩せにくい体にしてしまっているかもしれません。
■ダイエット中でも貧血にならないために貧血を改善するために大切なのは、やはり食生活です。ダイエット中でも肉や油分を完全にカットしてしまうのはNG。栄養バランスのよい食生活を送るように心がけましょう。
鉄分を豊富に含む食材としてはレバーが有名ですが、そのほかにも、アサリやキハダマグロ、カツオなどにも多く含まれます。また、単体では体への吸収率があまりよくない「非ヘム鉄」を含むホウレンソウや納豆は、良質やタンパク質やビタミンCと一緒にとれば吸収率がアップします。赤身の肉や卵などと組み合わせて、上手に食事にとり入れるようにしたいですね。
逆に、鉄分の吸収を妨げるといわれているのが、コーヒーや緑茶などに含まれるタンニンです。これらの飲み物をとるときは食事と一緒は避け、食後数、時間空けてから飲むようにするとよいでしょう。
平日の平均睡眠時間は? アンケートから読み解く“睡眠と疲労のリアル”