子どもができない・夫婦でつらい悩みを抱えている方へ【心屋仁之助 塾】
「だんなの期待を裏切ってもいい」
「親の期待を裏切ってもいい」
「子供が産めなくてもいい。それでも私は愛されている」
そう呟いてみてください。どんな気分になりますか? 「このまま子供ができずに旦那や親をガッカリさせてしまうのではないかと不安です」と書かれていますね。
ガッカリさせてしまいそうで不安なんですよね。そうですね。ガッカリされるでしょう。子供がいたらよかったなぁと思われるでしょう。
でもそれは、ななさんが楽しんで生きていて、ななさんが笑っていて、ななさんが自分のことを大事にしているのが大前提だと思います。
その上でさらにななさんの子供もいたら最高にいいなぁ、という願望なんです。
こうするのが良い、と思われがちな“普通”や“一般的”にとらわれていると、ライフイベントの適齢期が来るたびに悩みに落ちます。
学生を卒業して、一般企業で働き続けられない自分をダメだと思ってみたり。結婚適齢期を過ぎても結婚できない自分をダメだと思ってみたり。出産適齢期を過ぎても出産できない自分をダメだと思ってみたり。子供が教科書通りに成長しないのをダメだと思ってみたり。…キリがありません。
たとえば私の場合で言うと、結婚適齢期を過ぎても結婚できていない女にあたるのかなと思います。
やっぱり“人並みに”結婚したいと思う時もありますよ。“親の期待”に応えたくて結婚したいという思いを持っていた時もあります。一般的に結婚していた方が“良さそう”だから結婚したい、という思いが強かった時期もあります。
いまはわりと落ち着いていて、「結婚してもしなくても、どっちもアリかな」という感じです。
やっぱり友達と会えば、「結婚考えてる人とかいないの?」という話題になったりする時もあります。こういう話題も挨拶のようなものです。たんに「結婚していない」という状況なだけなのに、そこに×をつけていると、こんな話題にも過敏に反応したりします。
「うん、私はいま結婚していないね。
いつかするのもいいね。しないならしないで楽しくやっていけそうだよね」って思っていたら、素直に「いい人いたら紹介して」って言えたりするものです(笑)。
ななさんもね。「子供がいてもいなくてもいい」「旦那や親をがっかりさせてもいい」と、呟きながら、子供のいない人生に思いを馳せてみてください。「がっかりさせてもいい!」と腹をくくれたらそれはそれでアリだな。とふっと肩の力がゆるんだりします。
「でもやっぱり欲しいな」と思っても、もちろんよいです。
そんなふうに揺れてもいいんですよ。
気持ちは揺れて当然ですよ。欲しいものは欲しいんですもの。でも、なくてもアリなのかもしれない。
そんなふうにあっちいってこっちいってとゆらゆらしていると、肩の力がふわっと抜けます。そんな時にきっといい知らせが届くものなんじゃないかなと思いますよ。
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