ホームパーティはBGMも大事! 必ず楽しい雰囲気を演出してくれるCD3選
ジャンゴ・ラインハルト「スウィンギン・ウィズ・ジャンゴ」で宴たけなわ♪没後62年を経た今も、愛され続ける天才ギタリストの
ジャンゴ・ラインハルト。マヌーシュと呼ばれる、フランス語圏に住むロマ(ジプシー)出身の彼は、戦前のパリで、ヴァイオリン奏者のステファン・グラッペリと組んだフランス・ホット・ジャズ五重奏団で活躍。ジャズ史に刻印を残す、
“ヨーロッパ初の偉大なジャズミュージシャン”なのです。
ジャンゴ・ラインハルト「スウィンギン・ウィズ・ジャンゴ」
タイトル通り、スウィングする自由闊達な雰囲気と楽しげなメロディには、ワクワクさせられっぱなし。宴もたけなわな時、ジャンゴの名演をかけると空気感が鮮やかにリフレッシュされ、なぜか
会話がますます盛り上がるから不思議です。ぜひ、お試しを!
サラ・ヴォーン「クレイジー・アンド・ミクスト・アップ」でさらに濃いひととき終電の人には、そろそろアテンションしないといけないな…と思ったら、逆に、このCDをかけるとよいかもしれません。
サラ・ヴォーンの酸いも甘いもかみ分けた、成熟したジャジーな歌声を耳にすると、華やかなのにすごく
気分が落ち着いてくるようです。みんながそれまで以上に本音で語り始めるのを、これまで何度耳にしてきたことでしょう。
わたしは、そういう会話をキッチンで洩れ聞いているのが大好きです。たいていは会話に加われと言われてしまうのですが。
サラ・ヴォーン「クレイジー・アンド・ミクスト・アップ」
ノリにのった自信たっぷりの天衣無縫な歌い方が圧巻で、見事なジャズシンガーというより、彼女が歌いたいように気持ちに忠実に歌ったらこうなった…という感じ。パーティーならずとも、
自分を鼓舞したい時に聴くと、感性が柔軟になるのを感じるはず。
必ずしもこの順番で聴かなくてもかまいません。友人を招いた際、BGMが効果的だと
親密度がさらに深まるもの。そんな思い出深い、濃いひとときを音楽で演出してみてはいかがでしょう?