なかなか聞けない子供のお小遣い事情! 子供にはお小遣いをいつから、いくら与えている?
■子供がお小遣いをもらう頻度と金額は? お小遣い事情で気になるのは、子どもに与えている金額と頻度ですよね。まず、子どもがお小遣いをもらうペースは、「ときどき」が58.5%、「月に1回」が13.2%、「1週間に1回」が9.2%。「ときどき」が圧倒的多数という結果になりました。
ちなみに、1回にもらうお小遣いの金額として、もっとも多かったのが「100円」。「100円~200円未満」と回答したのが32.6%、「100円未満」が21.5%でした。小学校低学年の場合は、何かのご褒美や、お手伝いをしてくれた時のお礼として、「ときどき」お小遣いをもらうことが多いようです。
なお、月に1回、定期的にお小遣いをもらっている子どもの場合、もっとも多かった金額は「500円」、次に多かったのが「100円~200円」でした。定期的なお小遣いでは、家庭によって金額に若干の差があるのですね。
■家族で話し合ってお小遣いのルールを決めようお小遣い制度を導入することで、子ども自身でお金をどう遣うかを考えたり、お金を遣う時に頭で金額を計算したりするようになります。
子どもにお金を持たせることは、我が子に社会勉強をさせる第一歩となるので、将来に備えて、いまのうちに家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
子どもにとっては、お小遣いの金額うんぬんよりも「お小遣いをもらえる」ということ自体がうれしいはず。ママも、自分が子どもの時のことを思い出してみてください。幼い頃、両親からお小遣いをもらう時、心がワクワクしていませんでしたか?
お小遣いをもらえる日が待ち遠しくなったり、「お金をためてコレを買おう!」と目標を立てたりと、自分なりの楽しみを持つことにもつながっていたはずです。
次はその楽しみを我が子にも体験させてあげる番。今回紹介した、金融広報中央委員会のデータを参考にして、お小遣い支給を前向きに考えてみましょう!
参考:
子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度[1]:知るぽると