無難・地味見えNG! ベーシックアイテムをセンス良く着こなす方法
ここ2~3年、ファッションの傾向はベーシック回帰が続いています。景気がそれほどよくないことから、何年にもわたって長く使えるものが求められているのかもしれません。
確かにベーシックなものは、ずっと廃れずにるある定番ですから安心感があり、それに頼りたい気持ちも分かります。
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一方でベーシックをおしゃれに着こなすというのは、なかなか難しいことです。
スタイリストやデザイナーなど“おしゃれプロ”にはベーシック好きが多く、個性的な服を作ったりスタイリングをする人ほど、自分の服はとてもベーシックだったりします。
ただ、これらの人をそのままマネするのは危険。彼らがとてもおしゃれに見えるのは、細部にまで神経を行き届かせているから。
何気ないベーシックアイテムを長年愛用していたとしても、マイナーチェンジを常にくりかえしているのです。
たとえばTシャツや白シャツ、デニムパンツなど誰もが持っているアイテムは、一見、流行も関係なく、ずっと着られると思われがち。
しかし、“おしゃれプロ”たちはそうしたアイテムこそ定期的にアップデートしているのです。
「デニムは半期に一度は買いかえる」という人も多く、ちょっとしたシルエットの差やダメージ・色合いなど、いまの気分にピタリと合う一品を身につけているのです。
だからこそ、「Tシャツ×デニムパンツ」といった着こなしも、普通ではないおしゃれ感を漂わせることができるのかもしれません。
一方、我々がベーシックアイテムにばかりに手を出すと、結果的に「無難」「地味」に見えてしまうという落とし穴が…。