大切なのは、ママが自分の人生を生きること ~出産と子育ての扉~ (女性の幸せの見つけ方特集-3)
扉の向こうに待っているもの=ママが「自分の人生を生きる」ということ
「つまり、子どもが13歳になったら、親は自分の人生を生きてあげないと、子どもにしがみつくことになってしまいます。『子離れをいつするのか?』ということは、子どもが乳幼児期からちゃんと決めておかなければいけない事柄です」(本田さん)
すなわち、女性の運命を決める扉の2つめである「出産と子育ての扉」の先にあるものとは、母となった後も子に依存せず、自分の人生を生きるということなのだ。
前回「キャリアデザインを見つめ直す時は、仕事を6年~8年というスパンで考える」ことを本田さんに教えてもらったが、13歳で子離れするのであれば、「自分の人生を生きる」ための助走は、ザッと計算してみても、子どもが5歳頃から始めておく必要がある。
では、「自分の人生を生きる」ためには、何をどう考え始めればよいのだろう? その答えを知るために、次回は、「何を、誰から学ぶかで女性の人生は変わる!? ~教育と才能の扉~」を開きます。
(ライター:楢戸ひかる)