“オフィスの同性”にうとまれないために たったひとつ気をつけたいこと


まず先に、あなたの頑張りを上司や男性社員ではなく、周りの女性社員に少し向けてあげ、「この人は自分の味方だ」と思わせることです。

学生時代を思い出してください。女子にも男子にも人気のある女子は、まず女子の中で人気を固め、女子からの好評判を男子にじわじわと波及させていることが多くありませんでしたか。

モテたいがゆえに、まず男子と仲良くしようとする女子は仮にモテたとしても、女子から嫌われていませんでしたか。

「ああ、あの子ならモテても(=仕事の評価が高くても)納得ね」と思われる状況を作っておくことで、同性同士の摩擦はさけられることが多くなります。

また「いきなり一番を目指してムキにならない」ことも大事です。仕事の仕方において「一番を目指し頑張る」のはまさしく正論です。

しかし、もしあなたが一番になった場合、周りの女性社員はあなたと自分を比べて「頑張らないダメなやつ」と烙印(らくいん)を押された気になってしまいます。


となると、あなたが仕事を頑張れば頑張るほど「自分の立場を脅かす危険人物」とみなされうとまれる可能性が高くなります。

正論の頑張りを見せるのはこっそりと上司にだけでよいのです。普段は二番手、三番手につけて周りを安心させ、爪を隠していましょう。

さらに女性は「ラクしていい目を見ている(ように感じる)人」が許せない面もあります。特に「えこひいき」に対する抵抗感は強いものです。

もしあなたが、周りから見ても明らかに上司にかわいがられていることがわかるような場合、正当に頑張っていたとしても「部長のお気に入りだから引き立ててもらえるのよねえ…」などと冷たい目で見られる可能性があります。

そのような状況になったら、「お気に入りゆえかぶってしまうイヤなことがある」ことをさりげなくアピールしましょう。

「部長にどうでもいい仕事まで頼まれてしまい残業が増えている」「しょっちゅうランチに誘われて、断り続けるのもつらいがつきあいで行っても話がつまらなくてランチの時間にくつろげない」…など。


要は相手に「お気に入りではない自分のほうがまだマシね!」と思ってもらえればいいのです。これは若干演技力も必要になりますが。


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