自分で自分を満たすための、とっておきの“ひとり時間”の過ごし方
仕事のこと、彼とのこと、自分のこと。これまでは何でも若さで乗り越えてきたけれど、勢いだけではどうしようもないことや、大きな決断を迫られるシーンも増えてくる30代の女性。ときにはちょっぴり、心が曇ってしまうこともあります。
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彼と会ったり、気の合う友人とおしゃべりをして気分転換できればいいのですが、社会人になって十数年。お互いに忙しいから、会いたいときにすぐ会えるような状況でもなかったり…。誰かの手を借りずに自分の力で、曇った気分を晴らせたらいいですよね。
そこで、心理学者の佐藤栄子さんに“自分で自分を満たす”にはどうしたらいいのかお聞きしました。
■自分の良き理解者は、自分自身。心の声と会話してみて
「自分で自分を満たしてあげるなら、“自己信頼感”を高めることが大切です」と、佐藤さん。自己信頼感とは、何かというと…
文字通り「自分を信頼する心」のこと、自分が自分の一番の味方であり親友であり、理解者であると実感する気持ちです。全てのことを自分の都合のいいように解釈してしまう「自分大好きのナルシスト」とは違います。自己信頼感とは、いいところも悪いところも正直に認めたうえで「あなたは大丈夫!」と背中を押し続けていてくれる存在なのです(佐藤さん)
「ありのままの自分を受け止めてくれる存在が、自分自身であること」を実感するということですね。では、自己信頼感を高めるためにどうすればいいのでしょう。
まずあなたの「心の声」に耳を傾けてみましょう。現状の自分について、何が好きか、どうありたいか、何が大切で、何を手放していくか、本当に求めているものは何かなど、一人になって自身の心とじっくり会話する時間を持つのです。そうすることで、色々なことに頑張っている自分を慈しみ、大切に扱ってあげようとする気持ちが生まれてきます(佐藤さん)
と、アドバイスをいただきました。
そういえば最近、忙しさにかまけて自分のことを見つめなおしたり、ねぎらってあげる時間がなかったかも。久々の「自分との会話」の時間を、筆者もとってみることにしました。
■自分自身をおもてなしすれば、“ひとり時間”がもっと満たされる
帰宅後のリラックスタイムを、自分との会話をするための“ひとり時間”にあてることに。
「自分を慈しみ、大切にする」を意識して、頑張っている自分をおもてなしするつもりで、今夜はとっておきのワイングラスでスパークリングワインをいただきます。
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お供には、スリムサンドの「薄焼きクラッカー&チェダーチーズクリーム」を用意。
クラッカーのパリッとした食感とコクのあるチェダーチーズクリームの味わいを堪能できるから、自分をおもてなしするのにぴったり。最近見つけたお気に入りのひとつです。