人生の節目は幸せをつかむ最大のチャンス! 年齢別体験談


小さい頃からゲームが大好きだった彼女ですが、大人になるにつれて少しずつ遠ざかり、1か月に1回程度だったそうです。

もし今、自分が一つゲームをつくるとしたら何をつくるだろう…というアイデアを、彼女は何気なくノートにまとめました。

その話を彼にしたとき「知り合いに制作会社で働く人がいるからちょっと聞いてみる」と彼はノートを持っていきました。それがきっかけとなり、彼女のアイデアについて会社からオファーが来たそうです。

今はゲーム業界で働く彼女ですが、自分を変えたリストをいつも持ち歩き、ひとつずつ達成するごとに次の項目をつけ加えているとか。

■40歳で出産を決意した元看護師が、手芸作家に

20代後半で結婚(イタリアではかなり早め)し、看護師をしながら夫婦二人で暮らしていた知人女性がいます。毎年、二人が初めて出会った記念の日に「次の一年で何をやりたいか」を二人で話しあう習慣がありました。

30歳で家を購入し、35歳で独立事務所を開業、と状況や時期に応じて「ワクワクできること」を達成したそうです。


しかし、二人とも結婚当初から「子供をつくる」ことはリストに入れませんでした。自営業のご主人をサポートしつつ自分の仕事もこなす彼女の負担を考えると難しいし、お互いそれほど子供好きでもない…というのがその理由。

知人友人が出産するたびにお互いの両親から「子供を欲しくないの?」とやんわり聞かれていたのですが、そのたびに「私たちはつくりません」と答えていました。

ところが半年前、妊娠が発覚。その時は2か月で「産むかやめるか、悩みまくった」そうです。「40歳だから高齢出産がネックだったし、お互いの仕事のことも心配だった」と語る彼女。

決めかねていたときにご主人が「発想を変えて、子供ができたら『面白そうなこと』『がっかりすること』を考えてみよう」と提案。できたリストは「面白そうなこと」の項目が多かったそうです。


「僕もできるだけ育児をするから、二人でがんばろう」というご主人の言葉に背中を押され、彼女は産む決意をしました。

産休に入った直後、趣味の手芸で赤ちゃんのための小物をつくっていた彼女ですが、つくりすぎた小物を知人友人にゆずっていくうちに「買いたい」という声があがったそう。

「月の食費代くらいには稼げるようになったから、妊娠が意外といい方向にいったわね」と笑っていました。

早いうちに人生のプランを立てて、その通りに生きる人生はある意味楽なもの。しかし、立てた見通しが当たっているかは、そのときにならないとわかりません。

状況に応じて柔軟に行動するのが、楽しく充実した人生を送れる秘訣(ひけつ)のひとつと言えるでしょう。迷ったときに実践してみてくださいね! 


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