赤ちゃんの足のサイズの正しい測り方&ファーストシューズの選び方は?<後編>
靴に赤ちゃんの足が合っているか、試し履きのチェックポイント
「
間違えると足の形が悪くなる! 赤ちゃんのファーストシューズの選び方<前編>」でご紹介した良い靴の条件を満たしていて、さらに余裕空間(捨て寸)を確保したサイズの合う靴を見つけたら、実際に赤ちゃんの足に履かせてみましょう。
<靴を履かせる時に注意する、履き方のポイント>
- 靴下を履かせる
- 靴を履く時には必ず座って、足に体重がかからない状態で履く
- 靴ひもやマジックテープをゆるめて、履き口をしっかり開く
- 足のかかとを靴のかかとに合わせ、床にトントンして、さらにピッタリ密着させる
- ひもやマジックベルトで、足を靴の中の正しい位置に固定する
<靴を履いた後で注意する、サイズチェックのポイント>
- 足のかかとと靴のかかとがしっかりとついているか?
- 履き口まわりに余分なすき間はないか?
- 足の甲がブカブカしていないか?
- 足の親指の付け根から小指の付け根までの長さが、靴の幅と合っているか?
- 歩き方がぎこちなくないか?
買い替えの目安は、歩き始めから3歳くらいまでは平均3ヵ月、その後は6ヵ月です。
中敷を外して指の跡を確認し、つま先の余裕がファーストシューズで4~5mm、2足目以降は7~8mm程度になったら新しい靴を買ってあげましょう。
赤ちゃんや子どもは骨がやわらかい分、合わない靴でも履き続けることができてしまうので、パパやママが注意してあげてくださいね。
できれば、子どもの足や靴の知識を持っている、専門のシューフィッターがいるお店で買うと安心ですよ。
※足の「ゆび」を表現する漢字について:
足の「ゆび」を手の指と区別するために、専門的には「趾」という漢字を用います。
■監修:寺杣敦行(てらそま あつゆき)さん
ジェンティーレ&カンパニー代表
日本靴医学会準会員
足と靴と健康協議会認定
上級シューフィッター
幼児子どもシューフィッター
■寺杣さんがいるお店
かかりつけシューフィッターのアトリエ
baby&child shoes salon ジェンティーレ東京
東京都品川区西品川1-20-10
tel. 03-3493-5840
日曜・祝日定休
http://www.gentile-shoes.com/
(佐々木月子)