“Facebookから生まれた香り”がポイント みんなでつくった数量限定のエッセンシャル
■ついに完成! みんなの声でつくった新しい香りは…?
そうして4つの候補から選ばれた香りをもとに、参加者の意見を取り入れて、ついに完成!
マンゴスチンやグリーンアップルのトロピカルで甘い香りに、ジャスミンやロータスといった女性らしい花の香り、そして、サンダルウッドやムスクの癒しの香りがミックスされた、フルーティでみずみずしいものとなりました。
この香りを選んだ参加者からも、
「トロピカルフルーツのような甘い香りで、南国にいるような気分になってくる」」
「女性らしい香りだと思った。ライチのようなみずみずしい香りで、贅沢さを感じる。この香りですごく癒されそう」
「女の子らしくて、とても気分が高まるような香り。朝、昼など、明るい時間帯につけているといいかも。つけているだけで、女子力があがりそうな、そんなうれしい香り」
といった意見が寄せられ、期待が膨らむ香りであることがわかります。
■パッケージだって大事! 最後まで「みんなでつくる」にこだわりました
さらに、2014年の年末から2015年にかけては、香りだけでなくパッケージのデザインも消費者の意見を取り入れ、一緒につくりあげました。
そうして決定したのが、先ほどの写真の華やかで楽しい気分にさせてくれるパッケージです。
このように、1年以上をかけて消費者とていねいに対話をかさねた結果、完成した商品が数量限定で、2015年9月14日に発売となりました。
たどってみると、一貫して“つくるプロセスを見える化”した、メーカー側のオープンな姿勢がうかがえます。データだけ集めて分析してつくることだってできてしまう世の中で、簡単なように見えてこれはなかなか難しいこと。
消費者のホンネと向き合うというチャレンジは、わたしたちにとってはうれしいことも多いので、これからどんどん増えてほしい取り組みです。
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花王「エッセンシャル」