渋谷のビルがペンキだらけ! 「ワークショップコレクション11 inシブヤ」に行ってきた
こどものためのワークショップ博覧会「
ワークショップコレクション11 inシブヤ」が、先月末に渋谷TODビルと新南平台東急ビルにて開催されました。
今年で11回目となるこのイベント。約150の遊びと学びのプログラムが集結し、多くの子どもたちでにぎわっていました。
今回のイベントは、取り壊しが決まっている2つのビルがメイン会場。渋谷TODビルでは、子どもたちがエントランスの壁じゅうにペンキで自由に絵を描いていてとにかく迫力満点。世田谷区から来場していた1歳の女の子のママは「まだ子供が小さいから参加できるワークショップはないと思っていたけれど、こんなペンキだらけになって遊べるとは思わなかった。子どももとっても楽しそうです」と笑顔で話してくれました。
とにかく数多くのワークショップイベントが集結しているこのイベント。10階建てのビルの各フロアにワークショップスペースがずらりと並び、お目当てのブースを目指す子どもたちもたくさんいました。
気になるワークショップの内容はというと、伝統工芸品づくりにチャレンジしたり、時計やカップを作ったり、一からモノづくりをするワークショップだけでなく、デジタル機器で勉強をする体験型プログラムも。
親子でキャンドルを作るワークショップでは、女の子の参加が多く、ママも一緒になってカップケーキのようなかわいいデコレーションを施していました。
また、3Dプリンターで作品作りができるブースでは、男の子と一緒にパパたちが夢中になって機械を見つめている姿が印象的でした。
デジタル機器を使ったり、手芸を楽しんだりするブースがある中、ひときわユニークだったのは、子どもが生け花に挑戦できるワークショップ。
「大人は花の高さを揃え、バランスを考がえるのですが、子どもは極端に高いのを3本、低いのを3本、といった感じで、思ったままに花を生けるので見ていてとっても新鮮です。子どもは感性が新鮮なのでとっても面白い作品に仕上がるんです。こちらも勉強になります」と花道家元池坊の方は話してくれました。
普段の子どもたちとの関わりだけでは見ることのできない姿が垣間見え、大人たちも新たな発見があるワークショップイベントでした。
(ウーマンエキサイト ママ編集部)
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