人脈が広い人がやっている、大人になってからの友人づくりのコツ
■3:サプライズをしこむ
経営していたカフェを息子にゆずり、今は悠々自適の知人。年齢問わず、大勢の友人にかこまれているのをよく見ます。
「よく全員の顔と名前が一致するね」と聞いてみたとき、「コツがあるのさ」と笑いながら教えてくれました。
若いころ旅先で見た大道芸に感動し、自分もジャグリングやマジックを習っていた彼は、「店に出ていたときはかならず、出会った人の誕生日を聞き出していた。その当日、店に来てくれたら、その人の前で何か披露したよ」とサプライズをしかけていたそう。おかげで、お客さんのリピート率は高かったといいます。
「感動や喜びが生まれたら、単なるお客さんとバリスタの関係じゃなく、友人として関わっていける。これが、人とのつながりを増やすコツかな」と語る彼。
「さすがに今の歳でジャグリングは無理だけど、トランプのマジックなら店に出たときにたまにやるよ」と笑っていました。
■人の輪は、リアルでつながることで広がる!
彼らのひとりから「パソコンの前にいたのでは、友だちは増えないよ」と言われ、筆者も思い当たることだらけでした。
人の輪は、直接つながることでもっと広がっていくもの。外で過ごしやすい今の時期、スポーツの秋、食欲の秋以外に「新しい人間関係を作る秋」に目標設定してみるのも良さそうですね。
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