離乳食づくりをラクにする方法・その2=「開けるだけ食材」をストックしておく
洗ったり、包丁でカットしたりしなくていい、「缶や袋を開けるだけで食べられる食材」はとても便利!
たとえば、オイルと塩分をカットしたツナの缶詰、豆腐、納豆、のり、ごま、無塩トマトジュース、塩不使用の茹でうどん、食パン(卵とバター不使用のものもあります)、粉チーズなどは温めるだけ、またはそのままで食べさせることができます。
そのほか、無糖のコーンフレーク、無塩そうめん、マカロニ、お湯をかけるだけのしらす、レンジで温めるだけで食べられるかぼちゃやジャガイモも手間がかからずいいですね。
たまには、ビン入りやフリーズドライのベビーフードを取り入れてみるのもいいですよ。
■【レシピ例】お弁当にも便利な「パンのディップ添え」
1.食パンの耳を取り、白い部分を食べやすい大きさにカットします。
2.野菜やレバーのフリーズドライペーストをお湯で戻し、パンにつけて食べさせます。
<ポイント>
- 月齢の小さな赤ちゃんにはひと口サイズ、1人で食べられる子にはスティック状にパンをカットするのがおすすめ。
- 市販品を使いたくない人は、かぼちゃのマッシュにミルクを混ぜるなどして、ディップを手作りしても。
- お弁当にする場合、外出先でフリーズドライペーストにお湯をかけると、食中毒が心配な季節でも安心です。
離乳食づくりは長い期間、続くもの。時には上手に手抜きをして、その分、お子さんと遊ぶ時間や自分の時間を増やし、育児を楽しんでくださいね。
(佐々木月子)