2015年10月11日 05:15|ウーマンエキサイト

意識するだけで写真が変わる 光の当たり方(ママのための写真術4)


「逆光」以外も覚えておきたい、光の当たり方の違い

写真を撮る時にぜひ考慮に入れたい光の向きは、まっすぐからの順光、前斜めからの斜光、横からの側光、後ろ斜めからの半逆光、真後ろからの逆光と、5種類あります。

1.順光
光が真ん前からまっすぐ被写体に当たる光。自然に撮ることができますが、晴れた日は太陽が眩しくて、目を細めた写真ばかり撮れてしまうことがあります。

2.斜光
斜め前から被写体に当たる光。斜めからしっかり光が当たり、全身がはっきり写る角度です。太陽を背にして正面から撮るよりも、立体感も加わって柔らかい印象になります。

3.側光
真横から光が当たることで顔の頬と鼻の部分に強い影ができ、「光を浴びている!」と強調した写真になります。特に夕方の西日が真横から当たると、光量の差が激しくなるため、露出補正が必要になる場合が多くなります。


4.半逆光
半逆光は、斜め後ろからの光。側光と違って顔に影ができず髪がキラキラと光り、背景が明るくなって美しく撮ることができます。ですが、オートで撮ると背景の明るさに合わせて調光されてしまうことが多いため、被写体の顔に合わせるようにするか、露出補正で1EVくらい明るく補正してあげるとよいでしょう。

5.逆光
皆さんご存じの逆光は、真後ろからの光。後光が差したように美しく写ることもありますが、光源が真後ろにあると、どうしても顔が暗く写ってしまうことが多くなります。そのため、よりしっかりした露出補正が必要になります。できれば半逆光の位置まで移動して撮るとよいでしょう。

さまざまな光の角度がありますが、晴れた日なら直射日光を適度に吸収してくれる木陰を選ぶのがベストです。
建物や屋根の影だと暗くなり過ぎてしまいますが、木陰なら適度に明るいので被写体をきれいに撮ることができます。ただし、半逆光に近いため、顔が暗く写ってしまった場合は、露出補正を1くらい明るくしてあげましょう。

このように、ちょっと光の向きを意識するだけで、簡単に臨場感あふれる写真が撮れるようになります。

日々過ごす中で、お子さんたちとの楽しい思い出を残しながら、少しずつカメラに慣れていけたらよいですね。

(森山 亜美香)

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