いつまで産めるの? 気になる卵巣年齢の検査方法


■AMH検査を受けてきました

実際に、筆者(34歳1児の母)が検査を受けてきました。

検査結果は0〜10の数値であらわされ、年齢ごとに、それぞれ平均値があります。34歳の場合、標準値は3.5前後。自分の数値が平均より高いか低いかを比較するということです。

AMH数値が2を切ると、卵子が減るスピードが早まる可能性があり、妊娠が可能な期間が短くなることが予想されます。しかし、数値が0に限りなく近くなければ、自然妊娠の可能性はあると言えます。

妊娠を考えている人は、生活習慣を整えて基礎体温を毎日記し、婦人科で検査を行って妊娠できる状態か調べておくといいでしょう。

筆者の検査結果は、6.68。
これは20代後半の数値ですので、よい結果だといえるでしょう。

結果を待つ数日間は、心なしか落ち着かなかったです。「卵巣年齢の数値が悪かったらどうしよう、更年期に近い数値だったら困るな」ととても心配でした。

しかし、どんな結果であっても、自分自身の体であることに変わりはありません。自分の体としっかり向きあうためにも、状況を受け入れることだと励ましました。

AMHが低いからといって、妊娠力も低いというわけではありません。数値に関係なく、作られる卵子の質は、年齢とともに低下していきます。

つまり、卵巣年齢よりも、自身の年齢の方が妊娠力には大きく影響しているということがいえます。


自分の体と向きあって現状を把握することと、自身で決定を行うための判断素材を集めること。どちらもとても大切です。

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、いまからしっかりと考えていくことをおすすめします。

※1
出典:「平成26年人口動態統計月報年計(概数)の概況」(厚生労働省)
「少子化社会対策白書」(平成26年版)(内閣府)

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