いつもの自分から解放される非日常。星のや竹富島への旅
■心と体を本来の姿に導く「島時間スパ」「島時間スパ」と名付けられたプログラムの数々は、古来から愛されてきた薬草やもずく、アセロラ、パパイヤなど八重山諸島ゆかりのナチュラルな素材をたっぷりと使用。心と体を本来の姿にリセットするためのオリジナルのメニューが用意されています。
冬のお薦めは、「万病の薬」として島で愛用されているフーチバー(沖縄在来ヨモギ)を使った「フーチバー温め滞在」。
フーチバーをはじめ、月桃など命草(ぬちぐさ)と呼ばれる薬草を加え、もち粉で練り上げた「フーチバー命草玉」を用いたトリートメントや、客室に備えられる命草蒸し風呂のセルフトリートメント、スペシャルな食事メニューで全身の血行を改善、体を温めて女性特有の冷えを手当します。
沖縄の豊かな素材を取り入れた新しいフレンチ「琉球ヌーヴェル」リゾートでの楽しみのひとつが食事。星のや竹富島では「琉球ヌーヴェル」と称したオリジナリティあるフレンチを提供しています。
手がけるのはフランス料理界で最も権威ある「ボキューズ・ドール」コンクール日本・アジア代表経験を持つ中洲達郎シェフ。経験と情熱あふれるシェフによるメニューは、この料理たちを味わうためだけに訪れたいと思わせるほど。
離島とは思えない作りこまれた完成度で、繊細なプレゼンテーションとあわせて驚くほどの美食の感動をもたらします。その中洲シェフが豊かな沖縄の食材との出会いから生みだした新感覚のコースメニューが「9種の命草(ぬちぐさ)キュイジーヌ」。
アダン、ウイキョウ、シソ、サルカケミカン、竹、グアバ、キンバイザサ、メドハギ、ニガナといった島に自生する9つの薬草を使用。それぞれの味の個性を活かしつつ、究極のフレンチへと昇華。食べる口福とあわせて体を養生させてくれるのが、うれしいものです。