2015年12月24日 12:00|ウーマンエキサイト
冬本番、年下イケメンの魅力が心身を温めてくれる映画3選
せつない恋愛小説の名手、山田詠美さんを取材した時、「女ってね、30過ぎたくらいから年下とも楽しめるようになってくるのよ」と、飲みものを運んできた六本木のカフェのイケメンウェイターの手をサッと握って唇に押し当てたのを見て、日本にもサガンの小説みたいなことができる女性がいるんだ! と衝撃を受けましたが、それって真理かも。
寒々とした外気に冷え切って帰宅したら、温かい食べものやお風呂もいいけれど、
イケメンが登場する映画を観て、縮こまった細胞を生き生きさせませんか? 美人もそうだと思うのですが、イケメンはノーリーズン。寒くてつい凹みがちな季節、年下のイケメンくんが理屈抜きにテンションをアゲてくれるでしょう。そんな映画を3本ご紹介します。
「真夜中の五分前」の三浦春馬のピュアな透明感に癒される▼真夜中の五分前
監督:行定勲
出演:三浦春馬, リウ・シーシー(劉詩詩), チャン・シャオチュアン(張孝全)
彼が演じる主人公は、上海の時計店で修理士として働く孤独な青年・良。上海の街並を、仕事が終わるとバイクでプールに通う日常で、印象的な音楽とともに、たゆたうような時間の流れが魅力的な映画です。美しい双子の姉妹(リウ・シーシー)と出会った彼は、清楚で優しい姉ルオランとつきあい始めます。映画を観ながら、恋人同士の握り方で手を握ったり、たどたどしい中国語で「君のために作った」と、時計をはめてあげたり…。
それが次第に、妖艶で奔放な妹ルーメイに振り回されていくことに…。この姉妹、キャラ以外は外見も趣味もまったく同じ。たまに入れ替わって遊んでいるのに、ルーメイの夫ティエルン(チャン・シャオチュアン)も気づかないほど。そんな姉妹が旅先で事故に遭い、一人だけ帰国する、というミステリアスな展開。
タイトルの時間帯通り、仄暗い照明が幻想的で、三浦春馬のピュアな透明感が際立ち、彼の優しさに包み込まれるでしょう。