成長に合わせて読むとより楽しい! 妊婦さんにもおすすめの子育てマンガ3選
乳児期におすすめ! 『育児なし日記vs育児され日記』
逢坂みえこさんの『
育児なし日記vs育児され日記』(ベネッセコーポレーション)は、乳児期の育児の様子を母親の目線、子どもの目線からそれぞれ描いた作品。
子どもが言葉を話さない乳児期は、子どもがなぜ泣いているのかがわからないのがとにかくつらかったので、たとえ推測であるにせよ、子どもがどんなことを考えて泣き、怒り、いたずらするのかということを子どもの目線から描いたこのマンガは、とても救いになりました。
俺様キャラの赤ちゃんと「乳母」と呼ばれるお母さんの攻防がとっても楽しい作品です。
幼児期におすすめ! 『ママはテンパリスト』
「育児マンガと言えばこれ!」というくらい有名な、東村アキコさんの作品、『
ママはテンパリスト』(集英社)。
イタズラ盛りの男の子・ごっちゃんが繰り出すとんでもない行動やおもしろ発言は、子育てに関係なくどんな世代の人が読んでも楽しめるものですが、ごっちゃんと同じ3~5歳ぐらいの男の子がいるママが読むと「あるある感」がプラスされ、さらに楽しめます。
断乳の際、胸にリアルなゴルゴを描いたり、青山にお出かけした際、ごっちゃんを静かにさせるため、「青山の青い鬼」というキャラを作り上げたり、大変な育児をちょっぴり楽しくするコツを教えてくれる作品でもあります。
数々の苦労や失敗を笑いに変え、ホッと一息つかせてくれる子育てマンガ。この機会にぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
(岡本まめ)
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