20代は失敗しても若さゆえに「かわいい・おっちょこちょい」で済まされましたが、30代となるとそうはいかないものです。
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おしとやかでワンランク上の女性に憧れながらも「何をどうしたらよいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
■30代になると迷うことも多くなる
私自身とてもおっちょこちょいなので、20代の時、仕事の契約の日に契約書を忘れてしまったなど、数々の失敗談があります。
しかし、若さゆえなのか許されてしまっていたのです(契約書は同僚が届けてくれました。お客さんも待っていてくれました)。
しかし、ある程度キャリアも積んだ30代ではこうはいきません。
20代の自分から30代の自分になった時、「何が変わった?」と自問しても…「何も変わっていない、成長していない」と落ち込んでしまい迷うことも多くなります。
そこで、普段の生活のなかで“気をつけるだけ”で、ワンランクアップできる方法をご紹介します。
簡単でも、意外とできていないことも多いはず。ぜひ、チェックしてみてください。
■「ありがとう」といってみる
「かわいい・きれいだね・すごいね」といわれたとき、あなたはどう答えますか? 恥ずかしさや謙遜する気持ちから、「いやいや、そんなことないです」と答える日本人は多いはず。
しかし、これではただの受け取り下手。せっかく褒めてくれた相手に対しても申し訳ない言葉です。最初は恥ずかしいかもしれませんが、素直に「ありがとう」といってみましょう。
と感謝の言葉を素直に表現できる人は、男女問わず多くの人をひきつけます。
■大きな音をたてない
ドアを開け閉めするとき、イスに座るときなど、音について意識したことはありますか? 人がたてる音は、意外と気になるもの。
旅館などのおかみさんも音をたてませんよね。動きをみているだけでも勉強になるので、旅館に泊まる機会があれば、ちょっと観察させてもらうのも良いかもしれません。
■文字を書くクセをつけてみる
年賀状・手紙などに書かれた文字がきれいだと、それだけで知性や女性らしさを感じますよね。
しかし最近は、メールでのやり取りが当たり前になり、1日の中でもほとんど文字を書いていないという人も多いはず。
きれいな文字を書くための第一歩は、“書くクセ”をまずつけること。覚え書き程度でもOKなので、日記をつけてみるのも良いでしょう。
また、借りたものを返すときや、贈り物をするとき、メッセージをひと言添えてみるのもおすすめ。
相手に与える印象もアップして、一石二鳥です。
■水回りをきれいに使ってみよう
あなたは手を洗ったあと、ハンカチで手をふいていますか? 「当然!」というかた、ではそのハンカチでふく前、手をぱたぱたと振って水をきっていませんか?
無意識でしていることでも、水しぶきを飛ばし、水回りを汚くしているこの行為。見た目にもよくありません。
公共のトイレはもちろん、家の中や、人がみていなくても、手を洗ったあとは水回りの水滴をふき取るクセをつけましょう。
後に使う人も気持ちよく使えるはずです。