連載記事:子育て中でも1,000万円貯める特集
家計簿って、やっぱりつけたほうがいいの?(子育て中でも1,000万円貯める特集 Vol.2)
「貯め癖」がつく家計管理5つのルールの続きです。
「家計簿が長続きしない」「つけていたけれど忙しくて中断」など、家計簿をつけたくてもつけられない人も多いのでは? それでも内心「家計簿って、やっぱりつけたほうがいいの?」と思っている人のために、素朴すぎる質問を、3児の母のファイナンシャルプランナー、畠中雅子さんにぶつけてみました。
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市販の家計簿に自分を合わせようとしない
「何にお金を使っているかわからない方や、自分のお金の使い方の弱点を知るためには、家計簿をつけることはやっぱり有効な方法なんです」と、畠中さん。やっぱり、そうですか(しょぼん)。でも続かないんですよね…。
「続かない人は、市販の家計簿に自分を合わせようとするからつらくなってしまうんです。普通のノートを用意して、自作の家計簿を作ればいいんですよ。家計簿成功のコツは、『費目を少なく』『3カ月だけ』の2つです」。
これならできる! 畠中先生方式家計簿のつけ方4ステップ
◆ステップ1:大学ノートなど、普通のノートを用意する。
◆ステップ2:「食費」「食費以外の生活費」「その他」の3つの費目を設定
★家賃、水光熱費、電話代など、生活をする上で必要な経費は、ひと月に1回だけどこかのスペースにまとめて記帳すればOK。
◆ステップ3:3ヵ月だけつける
◆ステップ4:「食費」は適正額の家庭も多いので、「食費以外の生活費」「その他」の費目の中から無駄づかいを見つける
この家計簿とは別に、
特別支出を手帳にメモすることを続ける。
このメモがあると翌年の出費が予測・管理できて貯金が成功しやすい。