2016年2月6日 04:15|ウーマンエキサイト

最終目的は「自立できる子を育てる」 フランス女性に学ぶ、働くママと子どもの教育


ポイント2.先生との会話と質の高い「とっておきの時間」

子どもを保育園などに預けていると、子どもと離れている時間が長くなり、しっかり子育てができていないのではないのか、と不安になることがありませんか?

でも、フランスでは不安に思っているママは少ないように感じます。他人に預かってもらうということは、「子どもに社会性や自立心を身につけさせることができる」と考えています。また、預かってくれている人と、ひと言、二言でも話すことを心がけて、「自分だけでは気づかなかった子どものことを知ることができる」とありがたがるママもいます。

そして、離れている時間が多い分、子どもと一緒に過ごせるときは「質」を重視。自分と過ごす時間が子どもにとって「とっておきな時間」になるように力を入れることで、「自分は子どもに対してできるだけのことをしている」という自信に繋げています。


ポイント3.家事に時間をかけない工夫

仕事をしていると、自由に使える時間が限られてしまうのが、悩みの種です。それは、全部、ひとりで完璧にしようと思うから起こる悩み。働くフランス人ママたちは、家事の時間をできる限り減らす努力をしています。「時間がかかる手料理はなるべくしない」「掃除は家政婦さんに任せる」など。

その結果、現在フランスでは「手料理」は個人の特技の領域に入った感があり、本当に料理ができない人も増えました。しかし、家族に負い目を感じることはありません。反対に誇っているママが多いのも事実。なぜなら、「家事に時間をかけないこと」は、「子どもや家族と楽しい時間をつくるため」だからです。


笑顔を共有できる時間が多いほうが、子どもにとっても、親にとっても、明日の活力になるのではないでしょうか。

(Ulala<フォークラス>)

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