実家暮らし・ひとり暮らしで比較! 手取り25万円なら貯金はいくら?
・実家暮らしの場合
実家暮らしの場合、ひとり暮らしの例で挙げた固定費10万円から「通信費」を引いた9万円が、そっくり手元に残ります。そのうち5万円を実家に入れたとしても、貯金できる額は11万円。食費の負担も軽いと考えたら、13万円は貯金できる計算に。
ひとり暮らしに比べるとだいぶ余裕があるはずなのに、「なんとなくお金がたまらない…」と感じているのは、じつは実家暮らしの人のほうが多いのです。
心当たりがあれば、まずは現状のお金の出入りを、先ほど紹介したひとり暮らしの例に照らしあわせてざっくり把握してみましょう。
そのうえで、貯金できる額を13万円と設定したら、ひとり暮らしのケースと同様に、目的と期限にあわせて先取りし、残りは「積立口座」や「貯蓄型保険」で長期的な貯金に回します。
■「余裕があるから、使っちゃおう」はNG! 貯金体質になるには?
「お金があるから旅行しよう」、「今月余裕があるから、ちょっといいバッグを買っちゃおう」と考えることが多いなら、もしかすると散財体質かもしれません。
「いつの間にか使っちゃう」を防ぐには、お金を使う前に「本当にいるか」「これを買ったあと、どんな生活が待っているか」をイメージするくせをつけることが大切です。
使って「よかった!」と思える、ポジティブな予想ができるなら、それはいきたお金の使いかた。一方、後悔しそうな予感がするなら、使わずに別のことのために備えておくほうがよさそうです。
自分にとってプラスになるか、そうでもないかを考えるくせをつけられると、自然と貯金体質になってきます。
貯金の「目標」と「期限」を明確にして、なんとなくお金を使ってしまいそうなときには、ひと呼吸をしてじっくり考える。まずはここからスタートしてみてくださいね。
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