海外ではどうしてる? ベビーカーで交通機関を利用するとき~フランスの場合~


フランンスでは、たまたま居合わせた初対面の人とあまり壁を作らず、気軽に話が盛り上がるということが、日本と比べてよくあります。ラテンの気質なのでしょうか。良くも悪くも「世話焼き」の人が多く、そういう面でベビーカーや荷物運びを助けてくれる機会が多いのです。

ベビーカーへの考え方は人それぞれ。考え方や基準は、人や時代とともに代わり、絶対的なものは存在しません。しかし、素直に考えて「思いやりをもってゆずり合う社会」の方が、住み心地が良くなるはずです。

もちろん、乗客がベビーカーに寛容になることと同時に、ベビーカーを押す人も他の乗客に対して、配慮を持つ必要があります。ベビーカーを押しながら電車に駆け込んだり、携帯に夢中になってベビーカーで他の人の足を踏んでしまうようなことをしないように注意しなければなりません。


あらためてベビーカーへの思いやりについて考えることで、より子育てがしやすい社会にしたいですね。
(加藤亨延)

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