お部屋がプチ水族館に! 美しくて癒やされる「アクアリウム入門」
■ビギナーにはセット水槽がオススメ
必要なものがひと通りそろっているセット水槽を購入すれば、ビギナーでも、意外と簡単にアクアリウムをはじめられます。
セット水槽はアクアリウム専門ショップほか、ペットショップやホームセンターなどで販売されています。ビギナーは、12〜16リットル程の、“30センチ水槽”と呼ばれる長方形のものを選ぶといいでしょう。
小さいサイズのデザイン水槽は、水質が悪化しやすく管理が難しいので、慣れるまでは避けたほうが無難です。
初めに必要なものは、
- 水槽
- ライト
- フタ
- 温度計
- ろ過器
- 外掛けフィルター
- 砂利
- スポイト
- ゴミ取り用の網(小)
- カルキ抜き
セットに入っていなければ、買いたしてそろえましょう。
水槽を買ってきたら、説明書にしたがってセットし、濾過器の電源をオンにして水を回します。一昼夜くらい様子を見て、不具合がないかを確認したら、水草や熱帯魚を買ってきます。
水草を多めにして、ネオンテトラなどの小型熱帯魚を5匹ほど泳がせるといいでしょう。
管理もしやすいですし、水槽内にゆとりが生まれて優雅に見えます。
メンテナンスは1日1回程度。水槽の底に敷いた砂利のなかに、スポイトを差しこんでゴミを吸いだします。減った分の水をつぎたすようにすればOKです。
もし、水槽のガラス面などにコケが生えてきたら、週末にでも専用のスポンジなどでサッとおそうじしましょう。
■少しくらい留守にしても大丈夫
「ペットを飼うと、出張やプライベートの旅行に行きづらくなるので諦めている」といういう人がいます。でも、小型熱帯魚ならば、その点はまったく心配ありません。
そもそも、観賞魚の飼育でもっとも多い失敗は、飼育する魚の数が多すぎるか、エサの与えすぎによる水質悪化です。
1週間程度の留守ならば、まったくエサを与えなくても大丈夫なのです。
小型水槽という、おしゃれなインテリア。生き物への責任は伴いますが、大人の女性の趣味としても、すてきですよ。
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